接続助詞の意味をおさえておかないと、文のつなぎがうまくいかず、現代語訳がおかしくなってしまう。
しっかり覚えない人が多いが、いつも書いているように助動詞並みに重要だ!
接続と意味をしっかりと覚えよう!
重要
終止形 + と・とも → (逆接仮定条件) ~ても
例
恥に臨むといふとも、怒り恨むることなかれ。(徒然草)
品詞分解
恥 → 名詞
に → 格助詞 ~に
臨む → (マ行 四段活用 連体形)直面する
と → 格助詞
いふ → ハ行 四段活用 終止形
とも → (接続助詞 逆接仮定条件)~ても
怒り → ラ行 四段活用 連用形
恨むる → マ行 上二段活用 連体形
こと → 名詞
なかれ → 形容詞 ク活用 命令形
現代語訳
お金のことで恥に直面しても、怒ったり恨んだりしてはいけない。
※ ここでは書いていないが内容は銭のことを述べているから、「お金のことで」を入れている。
※ 直訳すると「恥に直面するといっても」になるが、おかしいから訳しかえている。
ポイント
接続と意味を覚えるだけの簡単なお仕事。
「とも」の方は「~ても」に近いから分かりやすいが、「と」の方はしっかりと覚えておかないと厳しい!
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