【古典・古文】同音異義語に注意!動詞「とふ」
同音異義語は特に注意して覚えたい。
「とふ」は出題頻度も高いし、どちらの意味でも見かける単語だ。
漢字で覚えておけば簡単に暗記できるから、ぜひとも今日覚えよう!
【重要】意味を覚えよう!
とふ
(問ふ)尋ねる、安否を問う
(訪ふ)訪ねる、訪問する
【例】実際の例文を見てみよう!
例
松はよき折節とひまゐらせし。(松しま日記)
【品詞分解】
松 → (名詞) 注1
は → 係助詞
よき → 形容詞 ク活用 連体形
折節(をりふし) → (名詞)時、折、時期、場合、季節
とひ → (ハ行 四段活用 連用)訪問する
まゐらせ → (サ行 下二段活用 連用形 謙譲語 補助動詞)お~申し上げる
し → 過去 き 連体形 注2
注1 古文では自分のことを名前で書くことがある。ここでは、「松子」という人が出てきているのでこの人が自分のことを言っている。
注2 過去の助動詞「き」の連体形の「し」は文の終わりに用いられることがある。係り結びもないのになんで?と思わず、スルーして問題ない。出題されることはない。
【現代語訳】
私はよい時にお訪ね申し上げました。
【ポイント】
意味を覚えるだけの簡単なお仕事。
ただ、「問ふ」と「訪ふ」どちらかは文脈判断なんで、それなりに前後を解釈しないといけない。
今回は、前後を書いていないから分かりにくいが、松子が筆者のところに来た場面であるから、「訪ふ」の意味を採用している。
面倒ではあるが、いみがそれなりにかけ離れているので、あまり迷うこともない。
とにかくまずは意味を覚えて、正確な現代語訳ができるようになろう!
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