【古典・古文】微妙な意味の違いを確実に覚えよう!形容詞「よし・よろし・わろし・あし」
「わろし」は古典の中でもトップレベルに間違えやすい単語だと個人的には思う。
こんなに現代語と似ているくせに、微妙に違う単語はない。
微妙に違うというのがめちゃくちゃヤラシイ。
「よい~わるい」までを間違えのないようにしっかりと暗記しておこう!
【重要】意味を覚えよう!
よし(形容詞 ク活用) → 良い
よろし(形容詞 シク活用) → まあまあ良い、悪くない
わろし(形容詞 ク活用) → 良くない
あし(形容詞 シク活用) → 悪い
【例】実際の例文を見てみよう!
「さりとて、し出ださむを待ちて寝ざらむもわろかりなむ」(宇治拾遺物語)
【品詞分解】
さりとて → (接続詞)そうだからといって
し出ださ → (サ行 四段活用 未然形)作り出す
む → (婉曲 む 連体形)~ような
を → (格助詞)~を
待ち → タ行 四段活用 連用形
て → (接続助詞)~て
寝 → ナ行 下二段活用 未然形
ざら → 打消 ず 未然形
む → 婉曲 む 連体形
も → 係助詞
わろかり → 形容詞 ク活用 連用形
な → (強意 ぬ 未然形)きっと、必ず、など
む → 推量 む 終止形
【現代語訳】
そうだからといって、作り上げるのを待って寝ないのもきっとよくないだろう。
※ 婉曲の訳を今回は無理に入れずに訳している。「作りあげるようなことを待って寝ないようなことも」が直訳だが、さすがにおかしいのであえて婉曲をはずしている。
【ポイント】
意味を覚えるだけの簡単なお仕事。
「良い~悪い」を四つ覚えておけば何の問題もなし!
「あし」と「わろし」は漢字で書くと「悪し」で同じだが、出題されるときはひらがなで出てくるので安心してくれ!
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