嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

【古文】終助詞をマスターしよう!「もが・もがな・もがも・がな」

終助詞の役割ってかなり重要。

現代語訳をするときに知らないと影響が出てくる。

重点的に覚えておこう。

 

 

 

 

 

もが・もがな・もがも・がな → (願望の終助詞)~だったらいいなあ

 

 

 

 

  かくて千年を過ぐすわざもがな(源氏物語

 

  「わざ」と「もがな」だけだったら訳が成立しないので、文脈から「があったら」を補って訳す。

 

  訳 このようにして千年をすごす方法があったらいいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

ポイント

意味を覚えるだけの簡単なお仕事。

この手の終助詞で気をつけたいのは、訳をつけ足さないといけないことだ。

ないものを補うのは少し難しい。

難しい人は基本的な現代語訳からしっかりとできるようにしていこう!