「なり」には断定の助動詞、伝聞推定の助動詞、動詞がある。「なり」の識別はしかっりとできるようにならないといけない。今回は動詞の「なり」を識別できるよう解説していく。「なり」が出てこない文章ってないだろ?入試にもよく出題されるので早めに覚えてしまおう。
なり → ラ行 四段活用(なら/なり/なる/なる/なれ/なれ) 意味・~になる
例
白き灰がちになりてわろし。
(識別方法)
連用形+なり、「になり」「となり」「なりて」「ずなり」の「なり」は動詞。
ここでは、「になりて」という形になっているので動詞。
訳 白い灰が多くなって見た目がよくない。
ポイント
覚えた形を確認するだけの簡単なお仕事。動詞の「なり」は形から入れるので判別しやすい。
決まった形になっていないときは、「なり」の上の活用形をみるだけ。連用形だったら動詞だ。
伝聞推定、断定の助動詞との識別が最も大事だ。この3つをしっかりと識別できるようになれば怖いものなし!
断定については下で解説してあるので見ておこう。