嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

【古文】実践問題 保元物語

問 次の文を現代語訳しなさい。

 

  度々仰せ下され候ふのあひだ(保元物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【解答】 

 

  仰せ → (名詞)命令、御命令、言いつけ

 

  下さ → (サ行 四段活用 未然形)命令、判決などを言い渡す

 

  れ → 受身 る 連用形

 

  候ふ → (ハ行 四段活用 連体形 丁寧語)~です、~ます、~ございます

 

  あひだ → (名詞だが接続詞的に用いることがある)~ので、~から

 

 

 

 

  訳 何度も御命令が下されましたので

 

 

 

 

 

 

 

ポイント

「あひだ」の接続用法はかなり特殊だが覚えておかないと何のこと言っているのか分からない。

こいういった特殊なものは頭の片隅にでも入れておくといざというときに役に立つぞ!