嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

【古文】同音異義語に注意!「ながむ」

同音異義語の単語はひらがなで出てくるからいやらしい。

両方覚えて文脈から判断して現代語訳をしていこう。

 

 

 

 

ながむ

【眺む】 物思いにふける、ながめる

 

【詠む】 詩歌を詠む

 

 

 

 

例 

  ながめ過ぐしけむ(とはずがたり

 

 

  ながめ → (マ行 下二段活用 連用形)

   ※ 長くなるので省略しているが、直前に和歌が書いてある。

 

  過すし → サ行 四段活用 連用形

 

  けむ → 過去伝聞婉曲 けむ 連体形

   ※ 省略しているが、直後は体言になっている。

 

  訳 詩歌を詠んで過ごしたという

 

 

 

 

 

 

 

 

ポイント

意味を覚えて文脈判断するだけの簡単なお仕事。

ここまでくると単語を覚えているだけでは解けない。

しっかりと前後関係から現代語訳をできるようにしていこう。