古文も英語も結局最後は単語を覚えていないと何もわからない。
一生懸命文法を覚えても、単語の意味を知らないと訳なんてできない。
必死で単語をおぼえよう!
重要
あさまし(形容詞 シク活用) → 驚きあきれる、情けない
例
まづいとはかなくあさまし。(更級日記)
品詞分解
まづ → (副詞)はじめに、実に、なんといっても、ともかくも
いと → (副詞)非常に、ほんとうに、たいそう
はかなく → (形容詞 ク活用 連用形)頼りない、情けない、浅はかだ、たわいない
あさまし → (形容詞 シク活用 終止形)驚きあきれる、情けない
現代語訳
実にたいそう浅はかで驚きあきれる。
ポイント
古文の単語の意味が複数ある場合はすべて覚えておこう。どれを使うかは文脈判断になるので、一つしか覚えていないと、その意味が合わないときに困ったことになる。
めんどくさいのは分かるが、こればっかりは仕方ないことなので諦めて覚えてくれ。
「あさまし」に関しては、「驚く」と「あきれる」で分けて使うこともある。
実際、入試で2つ「あさまし」が出てきて、「驚く」「あきれる」どっちがどっちかを答えさせる問題が出たこともある。
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