嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

【古文・古典】古文単語を覚えよう! 形容詞「あさまし」

古文も英語も結局最後は単語を覚えていないと何もわからない。

一生懸命文法を覚えても、単語の意味を知らないと訳なんてできない。

必死で単語をおぼえよう!

 

 

重要

あさまし(形容詞 シク活用) → 驚きあきれる、情けない

 

 

 

 

 

 

 

まづいとはかなくあさまし。(更級日記

 

 

 

品詞分解

まづ → (副詞)はじめに、実に、なんといっても、ともかくも

いと → (副詞)非常に、ほんとうに、たいそう

はかなく → (形容詞 ク活用 連用形)頼りない、情けない、浅はかだ、たわいない

あさまし → (形容詞 シク活用 終止形)驚きあきれる、情けない

 

 

 

現代語訳

実にたいそう浅はかで驚きあきれる。

 

 

 

ポイント

古文の単語の意味が複数ある場合はすべて覚えておこう。どれを使うかは文脈判断になるので、一つしか覚えていないと、その意味が合わないときに困ったことになる。

めんどくさいのは分かるが、こればっかりは仕方ないことなので諦めて覚えてくれ。

「あさまし」に関しては、「驚く」と「あきれる」で分けて使うこともある。

実際、入試で2つ「あさまし」が出てきて、「驚く」「あきれる」どっちがどっちかを答えさせる問題が出たこともある。

 

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