嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

【古文】名詞「手」の意味を覚えよう!

名詞の意味ってすごく多いからめんどくさいよね。

でも覚えないと仕方ない。

妥協して一つだけ覚えても合うかわからない。

複数あるものはしっかりと全部覚えよう。

 

 

 

手 → 筆跡、文字、所作、腕前、手段、方法、手傷、方角、手下、人手、など

 

 

 

 

例 

   姫君の御手こそいみじうゆかしけれ。

 

 

 

  手 → 筆跡(ここでは前後がないから判断できないが、文脈判断をして意味を選ぶ。)

  こそ → 係助詞

  いみじう → 形容詞 シク活用 連用形 ウ音便

  ゆかしけれ → 形容詞 シク活用 已然形(「こそ」の結び)

 

 

 

  訳 姫君の御筆跡がとても見たい。

 

 

 

 

 

 

ポイント

 たくさんある意味を覚えるだけの簡単なお仕事。

 妥協したい気持ちを抑えて覚えれば、試験のときに役立つこと間違いなし。