現代語と古語の意味が違う単語って出題頻度が高いですよね。そういった単語は優先して覚えておく必要がある。その代表格がこれだ!
重要
ありがたし → (形容詞 ク活用)めったにない 難しい
※ 現代語の「助けてくれてありがたいな~」とは意味が違う!
例
いとありがたきことなれば(古今著聞集)
品詞分解
いと(副詞) → たいそう 非常に
ありがたき → 形容詞 ク活用 連体形(く・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ)
※ この場合活用を判別しなくても、直後に体言(名詞)があるから連体形。体言の前は連体形!
こと → 体言
なれ → (断定 なり 已然形) ~である
ば → 接続助詞 順接確定条件(~ので、~ところ、~と)
※ 接続助詞「ば」については下記の過去記事参照。
現代語訳
たいそうめったにないことであるので
ポイント
現代語と意味が違う単語は絶対に覚えたほうがいい。
品詞を答えさせる問題が出る。例えば「形容詞を抜き出せ」のような問題。こういった問題は、その単語を形容詞として覚えていないとなかなか答えられない。形容詞や形容動詞はしっかりと覚えていこう。
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