格助詞
古文の中で「に」ほど厄介な物はない。 その中でも区別が面倒な「にて」を見ていこう。 「に」+「て」なのか、「にて」なのかの判断は結構難しい。 そこまで微妙な問題は出てこないので分かりやすい例を見ていこう! 重要 「にて」を「~で、~として、~に…
「を」には格助詞、接続助詞、間投助詞の三種類がある。 「を」を問われる問題として出てくることはほとんどないが、いたるところに「を」はあるから必然的に識別は必要になってくる。 今日は格助詞の「を」を見ていこう! 重要 体言・連体形 + を → (格助…
問 現代語訳しなさい。 いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。(源氏物語) いと → (下に打消語を伴って)それほど、たいして~ない やむごとなき → (形容詞 ク活用 連体形)重大である、高貴だ、格別である 際 → (読み方は「き…
格助詞「の・が」の中で、同格は一番出題されやすいといっても過言ではない。 その形をしっかりと覚え、現代語訳できるようになろう。 格助詞「の」「が」 【意味】 主格(~が) 連体格(~の) 同格(~で) 準体格(~のもの) 連用格(~のように) ※ 連…
「の」「が」が出てこない文章なんてない。 必ず出てくるということは、問題にもなりやすいということだ。 しかも古文の「の」「が」は意味が多い。 格助詞「の」「が」を判別できるようになろう。 今回は準体格をみてみよう。 重要 格助詞「の」「が」 【意…
めったに出てこないけど、たまにはマニアックな助詞のお勉強でも。 とはいえ、出題されたら覚えていないとうまい訳ができないので軽く頭の隅にでも置いておこう。 格助詞 「して」 → 体言 + して (~で・~に命じて) GROUP30で覚える古文単語600 作者:山…