嫌いな古文を好きになるためのブログ

古文の文法や単語をわかりやすく解説。たまに読んだ本の紹介もします。

実践問題

【古文】実践問題 共通テスト 2021年 栄花物語

問 次の解釈として最も適当なものを選べ。 えまねびやらず ① 信じてあげることができない ② かつて経験したことがない ③ とても真似のしようがない ④ 表現しつくすことはできない ⑤ 決して忘れることはできない 【解答】 え-ず(打消) → ~できない halusa…

【古文】実践問題 共通テスト 2022年 「増鏡」

問 次の解釈として正しいものを選べ。(共通テスト 2022年) まどろまれ給はず ① 酔いがまわらずにいらっしゃる ② お眠りになることができない ③ ぼんやりなさっている場合ではない ④ お心が休まらずにいらっしゃる ⑤ 一息つこうともなさらない 【解答】 ま…

【古文】実践問題 センター試験 2008年 狗張子

問 次のa~cの文法的説明として正しい組み合わせを選べ。(2008年 センター試験) a 我には、定まれる夫侍り b いかなる人にや c 送りし者に ① a 自発の助動詞 b 格助詞 c 過去の助動詞 ② a 自発の助動詞 b 断定の助動詞 c サ行変格活用の動詞 ③ a 下二段活…

【古文】実践問題 センター試験 2003年 五葉

問 次の解釈として適当なものを選べ。(2003年 センター試験) 埋もれいたくものし給はん (五葉) ① ひどくふさぎこんでいらっしゃるのは ② 苦痛を見せずに我慢していらっしゃるのは ③ ひたすら人目をはばかっていらっしゃるのは ④ 内気すぎて人前に出られ…

【古文】実践問題 玉勝間

問 次の傍線部を現代語訳しなさい。 さきざきの考えの上を、なほよく考へ究むるからに、(玉勝間) 【解答】 さきざき → 以前、過去、未来、将来 なほ → やはり、さらに、いっそう、もっと、なんといっても からに → ~ために、~によって、~するとすぐに、…

【古文】実践問題 2011年センター試験 保元物語

問 解釈として最も適当なものを選べ。 すかしまゐらせ給へ(保元物語) ① 御簾ごしにご覧なさいませ ② お気持ちをなだめ申し上げなさいませ ③ 急いで参上なさいませ ④ 好きにお話申し上げなさいませ ⑤ 催促しにお行きなさいませ 【解答】 すかし → (サ行 四…

【古文】実践問題 2014年センター試験 源氏物語

問 次の文の解釈として正しいものを選べ。 いかさまにしてこのなめげさを見じ (源氏物語 夕霧の巻) ① いかなる手段を用いても私はみじめな目にあうまい ② どうすれば私への失礼な態度を見ずにすむだろう ③ どうしてこの冷淡な振る舞いを見ていられよう ④ …

【古文】実践問題 2019年九州大学 ひとりごち

問 傍線部を現代語に訳せ。(2019年 九州大学 文系) ある人、女郎花の移ろへるを見て、今が盛りならんなどと言ひて見けり。(ひとりごち) 【解答】 移ろへ → (ハ行 四段活用 已然形)色が変わる、色があせる、衰える、花や葉が散る、時が過ぎる、心変わり…

【古文】実践問題 2015年センター試験 夢の通い路物語

問 次の文の解釈として最も適当なものを、①~⑤の内から選べ。(2015年センター試験) 御こころざしのになきさまになりまさる(夢の通い路物語) ① 帝の愛情がこの上なく深くなっていく ② 帝の御寵愛がいっそう分不相応になっていく ③ 帝のお気持ちがいよいよ…

【古典】格助詞「の・が」 同格・実践問題編

問 現代語訳しなさい。 いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり。(源氏物語) いと → (下に打消語を伴って)それほど、たいして~ない やむごとなき → (形容詞 ク活用 連体形)重大である、高貴だ、格別である 際 → (読み方は「き…